夜、眠れない…
旅行や、出掛け先等で眠れない事はあるかと思いますが
ここでは、毎日眠ろうとするけど、眠りに就けないというお話になります
お客様の中でも、年齢に関係なく、夜眠れない方がいられ
弱めな、睡眠剤を飲んでいられる方もいられます
何故眠れないのかというと…
《眠りに入る自動切替スイッチが乱れ、うまく作動しなくなっているからなのです》
人は、日中の起きて活動しているときは、自律神経系の【交感神経】という、活発な神経が働き
夜、眠りに入る時は【副交感神経】という、とってもリラックスした、ゆっくりした神経になっています
人は、故意にこのスイッチを切り替えているわけではなく、自動的にスイッチが切り替わるようになっているのです
夜眠れない方や、寝起きが辛い方というのは
自律神経系の自動切替スイッチが、上手く働いていない状態になります
【交感神経】と【副交感神経】の働きと違いを見てみましょう!
ふたつの神経系を比較して見てみますと
それぞれが真逆の、反対な働きをしていることがわかりますよね
この反対な性能の切替スイッチが切り替わりにくい時は
《自律神経が乱れていることが原因なのです》
自律神経が乱れていると、切替スイッチもそうなのですが
体全体のバランスを崩してしまいます!
自律神経とは、分かりやすく説明しますと
いわば、オーケストラの指揮者のような働きをしていて
指揮者が乱れると、演奏者はタイミングが図れず、演奏が乱れてしまいますよね
オーケストラの指揮者の役割はとっても重要です
それと一緒で、自律神経が乱れると
体の機能全体に、的確な指令がなされず
バランスを崩してしまうのです
主にストレスや、体の疲れがたまり
夜寝る前なのに、眠くならずに、脳が興奮してしまったり
神経が過敏で、少しの音が気になったり…
また、自律神経がバランスを崩していると
夜、なんとか寝つけたとしても…
必ず夜中の2時前後に目を覚まします!
何故?と思う方や、心当たりある方も多いかと思いますが
夜中の2時前後という時間帯は、精神的なストレスが回復する時間帯なのです!
この時間に起きてしまう方は、ストレスが回復せず、次の日に残ってしまい
これが毎日積み重ねていくと、さらに自律神経が乱れていき、精神不安定になったり、うつ病になってしまいます!
では、自律神経を安定させて、切替スイッチを作動させるには、どうしたら良いのでしょうか?
湯船にゆっくりと浸かったり
深呼吸や植物の香り(アロマ)で、心を落ち着かせたり
そして、とっても効果的なのは…
やはり、体全体を頭寒足熱にする事ですね!
全身に血液を巡らせる事で、自律神経も安定していきます
頭寒足熱にしていく方法は、過去のブログで確認してくださいね
自律神経が安定し、全身に血液を巡らせると
交感神経と副交感神経の切替スイッチが正常に機能し
夜10時頃には、自然と眠くなってきますし、夜中に目が覚めることなく、ぐっすりと眠れるようになります
交感神経と副交感神経の切替スイッチが稼働し、自律神経が安定した状態になってはじめて…
白髪や抜け毛が減り、髪の毛が生えやすい環境が作られた事になるのです
気持ちの良い朝をお迎え下さい